まず、安倍晋三元総理へ謹んでお悔やみ申し上げます。
先日自力修理を試みるで記載した中のタッチモニターの修理の詳細です。
急に修理を始めてしまった為、いっさい写真がありません・・・。
自力修理に至るまで
モニターが映らない?
ある日突然起こります。
昨日まで普通についていたグリーンハウスのタッチモニターが映らなくなりました。
パソコン本体が壊れてるのかと思いましたが、パソコンのアクセスランプが点灯しているし、ファンも動いているしで、本体ではないと思いましたが、画面が見えないままパソコンをシャットダウンしました。
シャットダウン方法は、電源長押しも考えましたが、デジカメ受付ソフトが起動しているはずなので、念の為キーボードのAlt+F4、Enterを繰り返し、起動中のソフトとWindowsのシャットダウンをしました。
時間をおいて再び電源ON。やっぱり画面が映りません。取り合えずそのまま放置し、長年使用したのでいよいよかとあきらめ、緊急を要した為中古で同じグリーンハウスの2代目タッチモニターを探し購入しました。
なんとそんなことをしているうちに画面が映っていました!?何で?暑いから??
この時はここで終了。
1代目タッチモニターは処分に至りました。
症状検索
2代目タッチパネルモニターでデジカメプリントの受付を運用するなか、中古なので壊れるまで早いだろうなと思い、ネットで症状検索。
すると、同じ症状で自力修理している方が多々おりました。しかも同じグリーンハウス。基盤の電解コンデンサーの寿命が多いようでした。ま、まぁ直せるのかな?と思うところで今回は終了。
2代目タッチモニターにも症状発生
いよいよ、2代目のタッチモニターも画面が映らない症状が発生し始めました。
最初の内は数十分で映っていましたが、だんだん時間が長くなり、1時間かかってやっと映るところまできました。
いよいよかと思い、自力修理を試みようと思いましたが、万が一失敗したら、他の故障だったら、など心配がありましたので、取り合えずまた中古を購入。
今回は同じものが見つからなかった為、EIZOのタッチモニターを見つけ購入いたしました。
修理方法検索
以前検索した時に見た修理のサイトを訪れ、修理方法の詳細を確認。
- モニターの分解方法。
見えるねじを全部外す。正面の枠を無理やりはずす。フック状に引っかけてあるようです。
無理やりやって壊したことが多々ありましたので、躊躇しましたがまだ検索段階なので続行。 - 電解コンデンサーの交換方法
半田ごてを使って半田を溶かし、電解コンデンサーを外す。
この時初めて半田を吸う器具がある事を知りました。
半田の経験が薄いので不安でしたが、同様に検索続行。 - 電解コンデンサー半田づけ
電解コンデンサーに極性があるので、向きに注意することと、あまり長時間半田の熱を与えないこと、うまく半田付けできないと動かないとの事。
この時点でやっぱりやめようかとかなり不安になっていました。
いよいよ修理に踏みきる
ますは道具・材料と取り合えず分解
故障したモニターしか手元にありませんでしたので、まずは半田ごてを購入。
次に電解コンデンサーですが、型番はネット検索で分かっていましたが、半田ごてを購入した以上やらざるを得ないので、型番調べがてらモニターの分解に踏みきりました。
分解方法は検索してください。動画もありました。
ねじというねじを外し、力任せの部分が非常に心配でしたが、フレームを外す作業に。
パキッと音がしましたが、どこも破損せず外すことができました。フックを外す時にちょっと上目に持ち上げる感じにしたら、普通に取れました。
次に、モニタ裏側の基盤があるところのカバー?やら、配線やらを外し、やっと基盤が外せました。いつも元に戻す時にねじが余るので、今回は外したパーツのねじ穴にねじをテープで止めておきました。
検索通り、電解コンデンサーが4つ膨らんでいました。改めて電解コンデンサーの型番確認。
ネットショップで10個入りの電解コンデンサーを購入しました。5個入りもありましたが失敗を恐れて10個入り購入です。
はんだ練習~いきなり本番
半田の経験が薄いので、半田練習をしました。
いつも、半田付けすると、半田が盛り盛りになったり、付いてなかったり、付けたい所で無く半田ごてについてたりと、半田は苦手です。
まずは、何より電解コンデンサーを外さなければいけないので、ちょうど壊れて放置していたパソコンがあったので、マザーボードのコンデンサーで練習してみようと思いました。
ここで無知が炸裂。
マザーボードの半田が溶けません。温度調整可能な半田ごてでしたので、結構上げてみましたが、一向に溶けません。
検索すると、
温度だけの問題 ではなく、 ワット数が低い半田ごてで銅板がべったり 貼られている様な部分を溶かそうと思っても 熱が逃げてしまいなかなか溶けません。
60W位のコテで溶かさなければなりません。
普通のはんだごてでは溶けないそうです・・・。
ならば、どうせ膨らんでいるんだからと、タッチモニターの基盤でコンデンサー外しを試みました。
左手に半田吸い取り器具、右手に半田ごて。溶けたと思ったと同時に吸い取り発動。
最初はうまく吸えませんでしたが、何回かやってるうちに吸い取れ、無事コンデンサーを外すことが出来ました。
そのままの勢いで半田づけもしてしまおうと、電解コンデンサー取付にも踏みきりました。
半田ごての先の種類があったので、検索どおり先が太めの物を使用。
検索では、富士山型がうまい半田とありましたが、なんとも微妙な半田付けに。基盤の穴の中まで半田が行ってるのかもわからずでしたが、コンデンサーがグラグラしていなかったので、これで良し!という事で、モニターを仮組。ドキドキしながら電源ON!
なんとすぐに画面が映りました!!
今すぐには使いませんが、今使用しているどれかが同じ症状になったら交代します。
修理は自己責任で
モニター修理のサイトやYOUTUBE動画、さては、半田付け方法の動画を何度も確認しました。
結局はやってみないことには始まりませんが、かなり参考になりました。
素敵なサイトや動画を上げてくれた方たちに感謝です。
はっきり言って半田付けは要練習ですが、モニターが復活したので良しとします。
またモニターが故障したら、電解コンデンサー交換してみようと思います。
あくまで修理は自己責任でお願いいたします。
コメント